住宅用火災警報器について
いつ起こるか分からない火災。 時間帯では就寝時間帯の死者数が多い事が分かっています。 住宅火災による死者数は増加しており、死亡原因の約6割が逃げ遅れとなっています。 しかもそのうち約6割が65歳以上の高齢者となっています。 |
火災警報器の普及で死者数が減少!
火災警報器の有無による死者数の比較では、火災警報器がある場合はない場合の1/3となっています。 さらに米国では火災警報器が普及すると、死者数が減少する実例があります。 これらの実例からも火災警報器の設置が効果的である事が分かります。 |
※総務省消防庁「住宅用火災警報器等の設置義務化等について」より
日本でも火災警報器の設置が義務化
これらの背景により消防法が改正され、全国一律に住宅用火災警報器等の設置が義務付けられました。
●新築住宅は、平成18年6月1日から取り付けが義務付けられています。
●既存住宅は、市町村条例で取り付け完了の時期が決められています。
NSマーク
日本の法令に適合した製品には、日本消防検定協会の「NSマーク」が表示されています。 これは日本の風土や生活習慣を考慮した規格で、火災以外の要因による誤作動が少ない製品となっています。 |
ライトの必要性
ピオマは煙で火災を感知すると警報音を発し、ライトを照らします。 前述の通り就寝時間帯に火災が発生した場合、周りは暗く煙が充満している可能性があります。
そのような時にライトが点く事で、車のフォグランプと同じ原理で視認性を良くする効果があり、 周囲の状況確認に役立てる事が出来ます。 その為、ライトの色はアンバー(オレンジ)色になっています。